現在の主な輸送用バイオ燃料は以下のとおりです。
サトウキビなどの糖質、とうもろこし等のでんぷん質や木質系のセルロースなどを糖化し、アルコール発酵、蒸留して製造されるバイオマスを原料としたエタノール。品確法(揮発油などの品質の確保等に関する法律)で3%までガソリンと混合(E3と表記)することが可能です。
バイオエタノールとイソブテン(石油製造過程の副生物)から製造されるガソリンの添加剤。品確法で7%(エタノール3%相当分)までガソリンと混合可能です。
主に菜種油・ひまわり(主にヨーロッパ)、大豆油(主にアメリカ)、パーム油(東南アジア)、廃食用油(日本)などの植物油をメタノールと反応させてメチルエステル化等の化学処理をして製造される燃料です。品確法で軽油に5%(B5と表記)混合することが可能です。(経済産業省平成19年3月31施行)または100%(B100と表記)代替燃料として利用。B100使用であれば、軽油引取税は課税対象外となります。(炭化水素を含みません)
英語で「BIO DIESEL FUEL(バイオ・ディーゼル・フューエル)」。